バランスシートを形で見る!
バランスシートの形6種類
お時間ない方は下記の動画の1:33〜ご覧ください。
バランスシートは2枚で1セット
1枚目は資産
ある期間中の 現金・持ち物・使い道 が記載されています。
2枚目は負債
上記の資産を仕入れる為のお金の出所・集め方が記載
上記2枚の金額は必ず一致します。故に「バランスシート」 と呼ばれます。
項目はたった5項目(+1項目)
「流動負債」 「固定負債」 「資本金」
たったこれだけ!
ちなみに流動・固定の意味は・・・
流動 → 1年以内
固定 → 1年以上
例)文房具屋
流動資産 1年以内に売れて現金になる予定の鉛筆など
固定資産 店舗・ネット通販用のHPなど
流動負債 1年以内に払わないといけない商品の仕入れ代金など
固定負債 1年以上かけて払う予定のお金など
純資産(資本金) 会社が設立時から持っているお金(返済義務なし)
と!こんな感じです!
この5項目(+1)の割合で会社の状況がなんとなくわかります。
バランスシート の形6種類
①
現金と流動資産が流動負債を上回っている。
=1年以内に出ていくお金よりも入っていくお金の方が大きい
→安心
②
1年以内に入ってくるお金(流動資産)と現金で、流動負債・固定負債を返却できちゃう状態。
→お金に余裕ができるので、次の手戦略が広げやすい状態。
③
持っている現金だけで、流動負債をカバーできちゃう状態。
しかしここまでお金があると。そんなにお金貯めてどうするの?
企業として成長するきないの?お金貯めてても、お金産まないよ?
という株主の冷たい声も出てきます。
④
現金で、全ての負債返却可能。
恐ろしくキャッシュを貯めている状態
この状態までくると。
お金の使い方知らないの?それなら、私が代わりに使って事業拡大してあげよう!という事で買収のターゲットになりやすくなります。
⑤
1年以内に入るお金よりも、出ていくお金の方が大きいという状況。
非常に厳しい状態・・・。
がんばれ自転車操業
⑥債務超過
本来負債のバランスシートに入る 純資産(資本金など)が
資産に入る状態。
→使ってはいけないお金を使っている状態。
しかし、スターバックスや、フィリップモーリスなどの企業はこの
債務超過状態にもかかわらず、順調に経営ができているので
この債務超過型の場合はバランスシート の項目・PL・キャッシュフローなどを 詳細に確認する必要があります。
意外とシンプルでしょ?
お取引先の企業さんなどのバランスシート
軽く目を通しておくだけでも商談に有利になる情報が転がっているかもしれませんね。